静岡県浜松市にあるスイーツバンクは2021年4月にオープンしたばかりの新しい観光スポット。県外の人だと、まだまだ知らない人も多いのではないでしょうか?
今回は、謎に包まれたスイーツバンクの見どころやオススメを紹介していきたいと思います。
そもそも「スイーツバンク」って?
名前だけ聞くと、「一体何のお店なの?」と不思議に思いますよね。
スイーツバンクとは、浜松市の銘菓「うなぎパイ」で有名な春華堂がプロデュースしている“スイーツのテーマパーク”のような施設です。
コンセプトは「おいしい思い出をためよう」。
うなぎパイが誕生した1961年は、高度経済成長期の真っ只中にあり、女性の社会進出などによって家族全員が食卓を囲むシーンが徐々に減りつつある時代でした。
そんな背景がある時代でも「うなぎパイを食べる時くらいは、お菓子を囲んで家族団らんの時間を過ごしてほしい」という思いを込めて作られた商品がうなぎパイなのです。
スイーツバンクは、うなぎパイの誕生当時から大切にしている「家族団らん」が前面に押し出されたスポットとなっています。
遊べるスポットではないけれど、ただのスイーツ店とも違う、見て・食べて楽しめるスポットとなっています。
「ここでしか食べられない!見られない!」が盛りだくさん
春華堂の定番土産や限定商品
スイーツバンクのメインのお店である「SWEETS BANK SHOP 春華堂」では、ここでしか買えない限定商品も揃っています。
お馴染みのうなぎパイも、ここでは限定パッケージで販売。
うなぎパイは今やいろんなところで購入できるようになりましたが、このパッケージはここに来ないと買えないという特別感が良いですね!
スイーツバンク限定の上生菓子(432円)は、敷地内に実際にあるモニュメントと同じ形をしています。「どのモニュメントだろう?」と、上生菓子と見比べながら建物内を探すのも楽しそうですね。
他にも、季節によって素材が変わる「フルーツおはぎ(各種240円~)」や、チーズケーキとシュークリームが同時に味わえる「はみぃでるチーズケーキシュー(356円)」もオススメですよ!
遊び心満載の建物
駐車場に入ると誰しも必ず目を奪われるのが、13倍にスケールアウトされた大きなダイニングテーブルたち。
建物自体が椅子と机になっていて、その周りには巨大な新聞紙や春華堂の紙袋などがあります。「家族団らん」を大切にしている春華堂らしい建物ですね。
まるで自分たちが小さくなってしまったかと錯覚するような非日常空間で、トリックアートのような写真映えする場所がたくさんあって楽しいです♩
他にも、駐車場入り口にある看板がマスキングテープになっていたり、傘袋ホルダーが鉛筆削りになっていたりして、見て回るだけでワクワク!
建物の中を探検していると、このような面白いポイントがたくさんあります。ぜひ親子で探してみてください!
可愛らしい空間に気分が上がるカフェ&ベーカリー
春華堂直営のカフェ&ベーカリー「とらとふうせん」では、食事を楽しむことができます。
パン・モーニング・ランチ・テイクアウト・スイーツなど様々なメニューが用意されているので、一日のうちのどのタイミングで来てもOK!特にランチでは浜松の旬の食材を使った料理が味わえてオススメ!ハンバーガーやスープがついた「キッズランチ」の用意もあるので、子連れでも安心ですよ。
ドリンクメニューには、うなぎパイが飾り付けされた「うなぎパイとマスカルポーネのコーヒーラテ」といった面白いメニューも。浜松らしさがあって飲んでみたくなりますね。
スイーツはどれも彩り豊かで、食べるのがもったいなく感じます。
施設の詳細情報
【営業時間】9:30~18:00
【休館日】不定休 ※ホームページ上で要確認
【入館料】無料
【アクセス】
車の場合:東名高速道路「浜松IC」下車し、国道1号を浜松方面へ
バスの場合:遠鉄バス バスターミナル4番乗り場
法枝・小沢渡方面行き「春日町」下車し、徒歩6分
※最寄りのバス停は「春華堂スイーツバンク前」ですが、本数がかなり限られているので、事前に時刻表のチェックを。
【駐車場】無料(収容台数70台)
さいごに
いかがでしたか?美味しそうなスイーツや限定商品が多く揃っているスポットでしたね。旅の休憩地点に立ち寄っても、ここを目的にドライブしても、どちらでも楽しめそうです!
特に甘いものには目がない人は、行ってみる価値あり♡
幼児でも食べられるようなメニューも豊富なので、ぜひお出かけの参考にしてください♪