初めての飛行機旅行で心配なのが、子どもがぐずって泣きやまないという事態です。長時間のフライトに加え、途中で降りるということができませんから、私も最初のうちはドキドキでした。
でも、安心してください。周囲への気配りは大切ですが、必要以上に不安を感じなくても大丈夫です!機内ではキャビンアテンダントさんが、しっかりとサポートしてくれます。
航空会社によって異なるサービス内容
国内の各航空会社では、生後8日を過ぎた赤ちゃんの搭乗を受け入れており、ベビーカーの貸し出しや優先搭乗などのサービスが提供されています。
サービス内容は航空会社によって異なりますし、同じ航空会社であっても、機種によっては利用できないサービスもあります。事前に利用できるサービスを確認しておきましょう。
我が家では、子どもが3歳になるまではJALを利用していました。子ども向けのサービスが充実していると感じたからです。小さなおもちゃのサービスや、当日、周囲に人が少ない座席へ変更していただいたこともありました。
飛行機内で子連れでも安心して過ごすポイント
子連れでも安心して過ごすために、予約時に確認しておきたいことは
①Wi-Fi(Wi-Fiサービスがある機種か)
②座席(ぐずったときに移動しやすいか)
③時間帯(なるべく子どもに合わせたタイムスケジュールに)
の3つです。
①Wi-Fi
スマホやタブレットは旅行時の必需品ですが、子どもが退屈したときにも役立ちます。できれば、Wi-Fiが利用できる航空会社がおすすめです。
Wi-Fiが利用できる国内の航空会社は限られており、現時点ではJALとANAのみとなっています。
Wi-Fiが使えない場合は、スマートフォンやタブレットに動画などをダウンロードしておきましょう。
②座席選び
座席選びも機内での快適さに大きく影響します。
年齢別オススメの座席
0・1歳児
後方、窓側の座席
乳児におすすめなのは、窓側の3列席です。2歳までなら膝に抱っこすれば、運賃は無料です。パパが通路側、ママが窓側に座れば、人目に付かずに授乳できます。子どもに外の景色を見せてあげることもできますね♪
後方の席はトイレに近いので、おむつ替えに便利です。
2・3歳児
最前列
動きたがるお年頃の幼児期におすすめなのが最前列の壁側です。足元のスペースが広いので、子どもが前の席を蹴って迷惑をかける心配がありません。
また可能な限り前の席を選ぶと、乗り降りがスムーズです。前列の席は、椅子の下に手荷物を置ける場合も多いので便利ですよ。
キャビンアテンダントさんもよく通るので、声がかけやすいのも利点です☆
ただし、路線や混雑状況などによっては前方の座席はビジネスで利用する人が多いので、必要以上に気をつかいます。この点がネックなので、私は後方の席を予約しています。
また、JALの国内線を利用するなら、「エアバスA350」がおすすめです♩シートが広めで、荷物が収納しやすいゆったり設計なんです。モニターで機外の様子や映画などが楽しめるので、子どもが退屈しません。
③予約時間
もちろん目的地の予定に合わせたタイムスケジュールが一番ですが、いつものお昼寝タイムと同じような時間帯に飛行機の予約を取ることも機内で子どもと快適に過ごすコツです☆
いつも通りという訳にはいかないかもしれませんが、普段通りに段取りを進めておいて損はありません^^時間に余裕をもって、空港に到着後遊ばせるなどして眠くなった頃に搭乗できるとお昼寝をして過ごせます。
ぐずり対策に必須の持ち物リスト
機内でぐずって泣きやまないときは、親はほとほと困り果ててしまいます。ぐずり対策用のアイテムを持って行きましょう。
ぐずり対策に有効な持ち物リスト
機内で退屈しないための、マストアイテム。タブレットで動画やアプリで遊ばせれば、静かに過ごしてくれます。動画を楽しむために、Amazonプライムなどの動画配信サービスを利用するのもおすすめです。初めての契約では、30日間無料体験などのサービスも用意されているので、旅行後に解約すればお金はかかりません。
スマホやタブレットで音声付きの動画を楽しむ際には、ヘッドホンが必要です。機内で配布されるものは子どもの耳に合わないことも多いので、専用のヘッドホンも用意しましょう。Bluetooth対応でワイヤレスのものなら、コードが邪魔になりません。
お腹がすいたときや耳抜き対策にもなるので、必須アイテムです。いつものおやつだけでなく、スペシャルなおやつも用意しましょう。スペシャルなおやつは隠しておいて、どうしても泣きやまないときなどにサプライズとして出してあげると泣きやむことが多いですよ♪
絵本や図鑑も、飛行機内での時間つぶしに最適です。自分でページをめくらせてあげると、赤ちゃんも退屈しません。
ぐずり始めたときの最終兵器として、お気に入りのタオルやぬいぐるみを用意しておくと安心です。
さいごに
飛行機旅行では、子どもがぐずって周囲の迷惑をかけないか?それが一番心配ですね。
でも機内には、子どもを嫌う人ばかりではありません。困っているパパやママに手を貸そうと見守ってくださる方も大勢います。搭乗時は周囲の方に「ご迷惑をおかけしてしまうかもしれません、すみません。」と一言あやまっておくと、万が一の際も多めに見てくださいます。
困ったことがあれば、周囲へ助けを求めるのをためらわないでください。まずは、キャビンアテンダントさんに声をかけましょう。
また、JALではウエブサイトの座席指定画面上に幼児マークを表示するサービスを行っています。これは、幼児連れの乗客であることを他の乗客に示すマークです。子ども嫌いの人は離れた座席を予約できるので、周囲に迷惑をかけるリスクが低減します。
子連れ旅行は、事前の情報収集や持ち物チェックなどの準備がカギとなります。利用できるサービスを確認し、ぐずったとき用のアイテムを忘れずに持って行けば、小さな子どもを連れてのフライトでも安心です。